新しいHP 狛犬屋巽彫刻 (komainuya.com)
花崗岩で狛犬を彫り続けている石職人です。一品一品手彫りにこだわる技で 狛犬屋 巽彫刻 綱川潔 |
始まりはインドで、獅子(ライオン)と呼ばれ仏像の守護獣として仏像の仏教の伝来とともにシルクロードを経て中国へ伝わり、朝鮮から日本へ入って来ました。 一般に狛犬とよばれるのは、神社の参道に一対で建てられている石造で、日本の石工が想像で彫り上げた神獣です。 原型はライオン像で獅子とされていますが、古くから木彫の仏師が獅子(右側・阿)狛犬(左側・吽)と分けて彫っていました。只、中国まではライオン(獅子)の姿は伝わったのですが日本には想像の動物として伝わり、石で彫られた狛犬は日本独自の進化を遂げ、阿吽で一対とし、装飾として走り毛を彫り、尻尾はライオンではなく石工のオリジナルな装飾により変化にとんだスタイルになっています。 神社の参道に狛犬が多く建てられるようになったのは、江戸時代になってからで明治維新以後、世の中が落ちつくまで奉納が途絶え、明治中期から新しいスタイルの狛犬が出現し戦前まで続いた、昭和十五年(皇紀2600年)この年に一大イベントがあり狛犬奉納のピークになった、戦中・戦後二十年ほどブランクがあり昭和三十五年頃から狛犬の奉納が増え始めたが、昔の形を受け継ぐ職人が激減し、規格で統一された量産品が広く流通し始めた。 神社の石狛犬は、石工が考え出した日本独自の石文化なのです。 |
狛犬製造直売、国産材で日本の職人が手彫りした狛犬を彫ってます。 |