尻尾のデザイン


二尺五寸の狛犬三組 『浪速型狛犬』『出雲型狛犬』『岡崎型狛犬』テレビの撮影用に並べました。


(1)定番の岡崎型狛犬の尻尾 (2)尻尾の付け根を貫いたタイプ (3)尻尾の先を丸めたタイプ
(4)尻尾が三又のタイプ (5)出雲型狛犬の定番タイプ (6)創り込みをしたタイプ
(7)出雲型狛犬の丸尾タイプ (8)古代型狛犬の定番三又タイプ (9)細かな毛筋を入れたタイプ
(10)デザイン違い (11)三又の造り込みタイプ (12)オリジナル尻尾
(13)宝珠狛犬の三又尻尾 (14)オリジナル尻尾

古い浪速型狛犬は、獅子と狛犬で一対になり尻尾も右と左では違う尻尾が付いている、大阪の石工は獅子と
狛犬は違う動物と考え別々に尻尾をデザインしていた。
江戸期の浪速狛犬が好きで意識して彫っています、最後の形で約百五十年前、和泉砂岩の耐用年数も迫り
建て替えの見積りも増えています、明治になり子付き・玉持ちの狛犬も現れ尻尾も多様化し、左右の彫り分け
も無くなり大正末には、浪速型狛犬が彫れる職人は絶えてしまいました。






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