獅子狛犬型狛犬 (二尺) 




オプションで口中玉を入れ、仕上げはビシャン仕上げ、ダイヤモンドの跡を全て消し去り
手彫り仕様に仕上げました。


左側『吽』には、一角を付け狛犬としました。




獅子と狛犬、別々の動物として尻尾・体毛も違うデザインで彫り分けています。
手彫りで極力、カドを減らし柔らかく丸い仕上げを施しました。



獅子狛犬型狛犬 二尺(60cm) 一対  

原石 岡崎産花崗岩(花沢石・細目) ビシャン仕上げ   重量約250kg(一対)
原石 和泉砂岩での彫刻も可能です、問い合わせください  
高さ一尺五寸・二尺・二尺五寸・三尺、これより大きな狛犬は別途見積りになります
西濃運輸にて全国発送が可能です、距離により送料が変わります
岡崎工場渡しの価格です、木枠梱包・送料・消費税が別途掛かります

元になる狛犬は幕末当時大阪で彫られていた浪速(浪花)狛犬量産タイプで、『丹波佐吉』や『杉屋和助』
らが従来の定番を超え、装飾を増やし拘りの意匠で彫っていたが、明治維新以後、政情不安で狛犬の奉
納が激減した。

政情が安定し再び狛犬の奉納が増え始め、京都・滋賀・名古屋で第二期の浪速狛犬の制作が始まりまし
た、子付き・玉持ちタイプの狛犬も増え、江戸時代の浪速型狛犬より格段にしっかりした彫りになったが、
浪速型狛犬の特徴だった『獅子・狛犬』で一対とする様式が、すたれ角の無い左右同じデザインで『阿吽』
になった狛犬が定番になった。

日本の狛犬の元型は『仏師』により確立され、石工に受け継がれ参道狛犬として現在に至っています、大
正時代で浪速狛犬が彫れる職人が絶えてしまい、砂岩で彫られた狛犬も耐用年数が過ぎ風化の一途で
す、進化した道具と職人の感性で彫り上げました。



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