宝珠型狛犬-06
明治七年 八劔宮(安城市) 作者不明、岡崎天満宮の狛犬より二年古くスリムな体型、台座後ろが丸まっているのは埋め込みを考慮して丸めてある。本来ならば下に写っているお椀を伏せたような台座に埋め込まれたはず、明治期の台座の一部に上部を丸めた石が組み込まれた形式が多い。
明治二十七年 八幡宮(刈谷市野田) 作者不明、拝殿のひさしの下に建っているため殆ど風化していない。上の狛犬と同じで尻尾の下に有る台座は丸まっている、はめ込むとこのようになる、余程の地震で無いとまず倒れないだろう。

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