江戸末期の石工 丹波佐吉 |
丹波柏原の石工で難波金兵衛この弟子で、丹波佐吉と呼ばれた石工が江戸末期に砂岩系の石・安山岩系の石・花崗岩系の石で、かなりの数狛犬を彫っている、現在(平成26年正月)二十組の狛犬が確認されている。 金兵衛の元で職人としての修行を経て、旅職人として大阪の石屋で仕事をいていた時に職人仲間と、石の笛を彫る、競争をし見事な石笛(尺八)を彫り上げた逸話がある。 この石笛ちゃんと鳴ったと言う。後に、天皇に献上され何処かの宝物殿に、保存されている(行方不明と言う説も・・・・) |
※佐吉狛犬の流れ嘉永五年〜文久三年 |
石の尺八を彫り、日本一の名声を得、以後「照信作・花押」を作品に彫るようになる。 狛犬・石仏・灯篭等石の建造物が、百五十年以上経った今でも残っていて、 幕末の石工丹波佐吉が当時、どんな仕事をしていたか知る事が出来る。 |
丹波(村上)佐吉 観音山 西国三十三観音 |
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グループ | 札番号 | |
《1》 | 1 2 | |
《2》 | 3 6 25 | ※ |
《3》 | 4 22 23 26 29 | |
《4》 | 5 9 13 28 30 | |
《5》 | 6 10 14 15 20 27 | ※ |
《6》 | 7 21 31 32 33 | |
《7》 | 8 | |
《8》 | 11 17 18 19 24 | |
《9》 | 12 16 | ※ |
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元は山中、三十三箇所に祀られていたのを、近年九箇所に集め岩盤をくり貫いた石祠等に入れ金網・鉄格子で保護してあるが、近くで拝観することは出来る。 ※一部に、番号札・仏像名の不備があります。 |
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西 暦 | 紀 年 銘 | 神社・寺院名 | 所在地 | |
1835 | 天保六年 | 伊助との合作 | 神前灯篭 | 兵庫県柏原町大新屋天神ノ下 |
1853 | 嘉永六年 | 大燈寺 | 聖観音座像 | 兵庫県青垣町稲土 |
1854 | 嘉永七年 | 宇太水分神社 | 神前灯篭 | 奈良県宇陀市菟田野 |
1854 | 安政元年 | 関観音山 | 西国三十三観音 | 三重県亀山市関町新所 |
1855 | 安政二年 | 四国八十八ケ所石仏 | 奈良県宇陀市菟田野区平井 | |
1855 | 安政二年 | 法正寺 | 合掌地蔵 | 奈良県宇陀市大宇陀上新 |
不明 | 不明 | 徳源寺 | 布袋像 | 奈良県宇陀市大宇陀区岩室 |
1859 | 安政三年 | 楊谷寺 | 十一面千手観音 | 奈良県大和郡山市矢田 |
1856 | 安政五年 | 飛鳥道標 | 道標 | 近鉄飛鳥駅 裏西 |
1856 | 安政五年 | 北山稲荷 | 狐 | 兵庫県柏原町大新屋 |
不明 | 不明 | 大峰山宝篋印塔 | 役の行者像 | 奈良県橿原市小槻町 |
1865 | 元治元年 | 舎利尊勝寺 | 西国三十三所石仏(二体) | 大阪市生野区舎利町 |
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