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寛政7年(1795年)江戸と大阪で、職人の為の絵手本『諸職絵鑑(しょしょくえかがみ)』が発売された。当時の細工職人の為に出された画集で、中に神社の狛犬の絵が出ている。
江戸で建てられていた狛犬のイラストが載っていて、石工もこの絵を基に狛犬を彫ったが、一つ間違いがあった。基の石狛犬に付いていた宝珠と角の位置が逆で、『諸職絵鑑』は間違った配置のイラストを載せていた。後で、間違いに気付き訂正された狛犬も建っているが、そのまま彫り続ける石工もいた。
約60年後、幕末安政期に岡崎石工の中根善兵衛がこの絵を基に量産型の狛犬を彫り始め、明治末期まで石工達に受け継がれていた。
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