愛知県岡崎市の狛犬屋 『巽彫刻』 当工房では日本全国の石材店に狛犬を販売しております。花崗岩で狛犬を彫り続けている石職人です。
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犬型狛犬
江戸時代以前より仏師が彫る獅子・狛犬とは別の、石で彫った小型の石造物が神社に奉納されている。姿は日本犬に似ているがタテガミ等の装飾は明確に彫られてなく、尻尾は犬の尾が付いている場合が多い。神使のキツネとも違い『山犬・狼』説もある。分っているのは愛知県の山間部や長野県の愛知に近い地区、岐阜県の高山市周辺の神社に少数建てられている。
【元禄9年(1696年)】 若宮神社 長野県根尾村
装飾の跡は見られずシンプルな彫りの小型狛犬。手本になるものが無く犬を彫ったのか、この地区独自の信仰があったのかは不明だが、近くに犬型の石造物が何対か建てられている。
【元禄9年(1696年)】 諏訪神社 長野県平谷村
参道の階段上に台座もなく直接置かれている犬型狛犬。風化していて耳の位置も確認できないが、胴長の犬に見える。
【建て年号不明】 七久里神社 長野県飯田市
この地区に建てられている犬型狛犬の中では大型の部類。参道に堂々と建っている。近くに同じ形の犬型狛犬が建っているが製作年代は特定できない。
【建て年号不明】 十二所神社 愛知県作手村
風化でかなり傷んでいるが原型は残っている。大きく裂けた口を持ち立派な尻尾が付いている。狼か山犬を表現している。
【安永4年(1775年)】 白鳥神社 愛知県作手村
愛知県の山間部になるが、歴史のある地区で朝廷ともつながっていた。長野県駒ケ根市の光前寺に、早太郎伝説があり長野と静岡を結ぶ中間に作手村がある。参道の階段上に台座なしで建てられていて、近くにもう一対同型の犬型狛犬があり、計3対この地区に建っている。
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