愛知県岡崎市の狛犬屋 『巽彫刻』 当工房では日本全国の石材店に狛犬を販売しております。花崗岩で狛犬を彫り続けている石職人です。
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浪速(住吉型)狛犬
元文元年(1736年~)木彫狛犬の『獅子・狛犬様式』を花崗岩で表現した狛犬で、堺市を中心に四国琴平町や名古屋市熱田区等に建てられている。『獅子・狛犬様式』とは 向って右側が『阿』で、口を開けた獅子で体毛は巻き毛で表現する。左が『吽』で、口を閉じ頭に角が付き、耳は立ち体毛は直毛で表現する。仏教の経典の中に獅子の項目が有り、文殊菩薩が載った獅子は日本的に味付されているが、ライオンをイメージできる狛犬は何所から来たのか・・・。仏師が創作した日本の獣・・・・。
【元文元年(1736年)】 住吉大社 大阪市住吉区
大阪で現存する石製狛犬では二番目に古い狛犬。堺の石工、男里屋市兵衛が本御影石(約四尺)で彫ってある。住吉型狛犬の元になる狛犬で、堺の石工達もこの狛犬を手本にして彫り始めた。花崗岩製が多く風化もなく、状態のよい狛犬が多く残っている。
【寛政元年(1789年)】 住吉神社 名古屋市熱田区
大阪から海を渡って運ばれた住吉型狛犬。東海道の熱田宿七里の渡し近くの住吉神社にこの狛犬が建てられている。奉納したのは大阪の商人で石灯籠も同時期に建てられている。全部の神社を回ってはいないが名古屋の参道狛犬では一番古いのではないだろうか。
【宝暦10年6月(1760年)】 大江神社 大阪天王寺区
花崗岩で彫られた古いタイプの狛犬は尻尾が体から離れてない。技術的に発展途上で尻尾の装飾が遅れていた。『阿』の口の中はギリギリ開いているが途中で止まっている。徐々に専用の道具が作られ、細かく彫れるようになる。
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