さいたま市の神社から、近くに大正時代奉納の江戸狛犬(授乳タイプ)が建っていて、国産で同タイプの狛犬を建てたい、との施主の希望でデザインしました。 原石は岡崎の花崗岩を使用して、大きさは三尺彩色は無く東京の北野神社宝珠授乳狛犬を参考に彫ました。 『吉野神社』江戸狛犬授乳タイプ |
八王子の神社に狛犬を建てる案件があり打ち合わせしてみると、業者卸先の販売店で昔に何対か狛犬を納めた店だった、岡崎型狛犬で話が来たが丁度本小松石の端材があり、獅子山の話をしてみた。 地元の獅子山をモデルに話が進んだが、溶岩の数が揃わず断念、花崗岩の台座に載せる事に。 『春日神社』獅子山風 |
縁があり北海道のお寺に江戸狛犬を納める事になりました、これで北海道と九州に巽彫刻作の江戸狛犬の尾流れが建つことに。 今までの例でお寺に岡崎型狛犬を納めた事はなく、オリジナルの狛犬か古代型狛犬・宝珠型狛犬等を納めた、画一的な岡崎型狛犬は支持されて無い。 彫刻用の原石の山はどんどん縮小し手に入る原石も限られるように、手に入る石で狛犬を彫ってます 『護国山龍淵寺』江戸狛犬授乳タイプ 『誠証寺』江戸狛犬尾流れタイプ |