昭和100年記念モデル 二尺五寸岡崎型狛犬 子付き玉持ち 巽彫刻オリジナル |
近代化で機械化が進み最新の道具で大量生産され、大正時代に考案された石の狛犬も工業製品になってしまい更に中国に完全コピーされ気持ちの入った狛犬は無くなりました。
今までも中国狛犬と差別化を図る為、極力手彫りの仕上げに拘り気持ちの入った狛犬を彫ってます。
昔の意匠を継承し石に優しい彫り方で透かし彫り等多用し、一品物の狛犬を目指しています、制作工程の公開今までも製作中の狛犬画像を日報として御施主とメールでやり取りし調整しています。
今回の狛犬もHP上で作業を公開していきます。
昭和100年記念モデル 浪速型狛犬 巽彫刻オリジナル
幕末には各地に名品狛犬が多く建てられ今も現存している、江戸では尾の流れた独特の狛犬が彫られ関西では丹波佐吉や杉谷和助がオリジナルの狛犬を彫り奈良・京都に販路を広げていった、丹波佐吉は一代限りの名工で杉谷和助は佐吉と同時期の石工で明治の困難を乗り越え京都・滋賀に狛犬を残している。
明治45年までの狛犬が確認されている、おそらく二代目か弟子が伝承し、明治期の和助狛犬はかなり洗練され京滋賀型の狛犬より垢抜けて居る丹波佐吉も和泉砂岩を知り尽くして彫っているし和助も同じ。
|