外注で原石をカット、ワイヤソー・大口径・中口径・オフカット等切削に関する機械は揃っている。

指定の寸法にカット、三十年もお世話になっているので、職人も手慣れたもの。

下絵を描き、アウトラインに沿って細かく切り込みを入れる。

昔ながらの道具『ノミ』と『セットウ』慣れるとこの組み合わせで、殆どハツリ仕事は出来る。

ノミ一本で、荒バツリ終了この時点で重量は三割ほど軽くなる。

下絵を描き一番高い箇所を基準に、掘り下げていく、原石が変わり硬い石になり
作業効率が悪くなって、ダイヤモンドカッターで切り込みを入れての作業。

何度も下絵を描き直し、カッターでギリギリまで切り込みを入れる、思い切りの
良さが結果に出る、慣れなのだか。

体の丸みをエアー工具で彫って行く、同時にノミのダメージも極力削り取り、石の
硬い部分を出していく。

ほゞ、全体のラインを彫り出す、尻尾もこの時点で体から離して、体との境目を削り
取り腹とのバランスを見る。

足をくり貫き、全体をビシャン掛け下地を造っていく。

この時点で口の中もくり貫き、下顎も作ってしまい足の指も荒彫りして、腹のラインも
出してしまう。

完成形まで下地を造ってしまい、次は立ててバランスを見る。

この状態で左右のバランスを取り、傾きや体のラインの微調整をしながら
毛筋を彫り込んでいく。

立てて微調整を行えば九割がた出来上がり、この状態にするまでか楽しく後は細かい
仕上げの繰り返し。

寝かせた状態で仕事をするのが力も入り体も楽、太陽光の具合にもよるが午前中か
薄曇りの光線がベスト。

機械化により一段と進歩したのがエアー工具、ボールペンの先の様なノミで細かい
細工が出来、石に優しい使い方も難しくない。