さる大学の教授が量産型の岡崎狛犬に「コマヤン」と名付けてくれた、明治末に
原型が出来て百年に渡り、職人が彫り続けている。

作家や彫刻家とは違い、手馴れた技術で同じ形の狛犬を量産し、一部の職人達
により、ギリギリまで彫り込んだ、こだわりの狛犬も多く残っている。

只、納期に追われ間に合わせる為に、簡素化も昭和になり始まった、完全にコピ
ー化された、岡崎型狛犬が日本全国に建てられるようになり、職人の個性は出
にくく、更に昭和四十年頃からは工業用ダイヤモンド仕上げ、に切り替わり削っただけの狛犬が出現し、これが中国製狛犬にそっくり受け継がれ現在に至。


最初に岡崎の石工達が彫り始めた量産型狛犬、今まで天神系と紹介していたが、狛犬ネットの「たくきよしみつ氏」が宝珠狛犬と分類、使わせていただく。

酒井孫兵衛(屋号)が約八年の歳月をかけ、完成させた岡崎型狛犬
、彫刻に適した花崗岩が岡崎市内で産出したため量産ができ交通
網も発達し愛知・岐阜・三重・滋賀・長野に建っている。

酒井孫兵衛と同時期に彫られていた狛犬、明治末から大正始まで
彫られていたが、後に酒井孫兵衛型の狛犬に移行、石工名は彫ら
れていない狛犬が多い。

孫兵衛直伝の職人達、初期の大正四年頃に習い独自の味付けをし
自分の型を創作して自分の名を彫り込んでいる。

酒井孫兵衛に彫り方を習い昭和十五年頃まで彫られていた狛犬達
、バランスの悪い狛犬もそれが「味」になり、独自の狛犬もあり変化
にとんだ狛犬がたくさんあります。

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